ご無沙汰しております。
ブログを書くのはちょっと久しぶりとなりますが、その理由は新著を執筆していたからです。
仕事の合間を縫うように書いていたもので、とてもブログまでは余裕がありませんでした。
その新著「急いでデジタルクリエイティブの本当の話をします。」ですが、いよいよ7月1日発売となります。
汐留や赤坂などの一部書店では前日から並んでいるかもしれないので、早く手に入れたい!というイラチな方はそちらを覗いてみてください。
さて、一昨日、宣伝会議からのメルマガでその新著の予約販売開始告知が配信されました。
ただその中の、本の解説については僕の確認を取らずに書かれたもので、本の主旨とズレています。
なので、ここで修正したいと思います。
まず、「デジタルでマスの代わりができる」といったタイトルになってましたが、確かに商品、ターゲットセグメントによってはWebはマスの代替となり得る、と本で書きました。
しかしそれは内容の一部であって全部ではありません。
もうマスなんて古い、これからはWebだけでOKさ、なんて主張と捉えた方も多かったのではないかと危惧しているわけです。
そんな手垢のついた、インチキ情報商材みたいなことを言うわけがありません。
書いた内容はそれと真逆です。
Webが逆立ちしてもできない、テレビCMじゃないとできないこともあるし、その逆もあります。
この本の主旨は、マスならではの特性、Webならではの特性をもう一度捉え直してそれらを統合することで成果につなげよう、ということで、それをクリエイティブの視点から書いたわけです。
マスとWeb統合の第一歩は、Web「動画」という不確実なものをWeb「CM」という確実性の高いものにしていくことと思っています。
事例なども多数引用しながらそこを解説しました。
それをやることによって、マスとWebは横つながりの、一続きのものになれるということです。
現状、アマゾンなどに書かれてある解説文などもちょっとおかしいので修正依頼をかけているところです。
ともあれ、Web動画というものについてどうしたらいいかと悩まれている方は多いでしょう。
その救いの一つになるのではと思っています。