2014年 あのヒットの真相はこれだ

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2014年、いろんなヒットがありました。
「アナ雪」、「妖怪ウォッチ」、etc….。
これらがヒットした理由がいろいろと語られてますけども、全てに共通する最も大きな要因があります。
「運」です。

100パーセントが運によるものではないと思いますよ。
でも、いわば50パーセントは運。
人間が企画する以上、当たり外れにはどうしたって運が影響します。
ただ、これらの企画は運任せの部分を50パーセント程度に抑えたのです。
そこを見習うべきと思うのです。

ディズニーは親子マーケティングをずっとやっていたし、レベルファイブも地道にいいソフトを作り続けていて、それらがたまたま今年花開いた。
もし地道な努力をし続けなかったら、何年経とうが何の成果も出なかったはず。
ヒット番付を見て学ぶものは、近道の仕方じゃない。
大きな成功を収めた企画のほとんどは、自分の信じる努力をずっと続けてきた結果です。

今年の秋から「クリエイティブ・コンサルティング」というものを始めました。
経営者によってはものすごく過度な期待をする方もいます。
絶対ヒットさせてくれるんだろうな、的な。
たとえ1億円/月の報酬をもらったって、僕が人間である以上、そんなことは不可能です。
しかし100パーセント運任せにはしない。
しっかりと考えたり調べたりしていくことで、運の部分を50パーセントに近づけていくことはできるかもしれない。
それがコンサルというものと思っています。

自覚すべきは、自分たちは神ではない人であると言うこと。
運のダイスを振るのは自分たちではない。
だから、いい目が出るまで努力し続けるしかないと思うのです。

これを読んでいる皆さんのほとんどが、地道に毎日をがんばっている人でしょう。
今年はたいしたことができなかった、来年こそやるぞ、と念じているでしょう。
来年もダメかもよ。
でも、そのうち花開くでしょう、きっと。