新著発売されました

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7月1日に小霜の3冊目となる新著が発売されましたので、そのご報告です。

急いでデジタルクリエイティブの本当の話をします。(宣伝会議)

いま広告業界では広告主にもエージェンシーにも「デジタルシフト」の大号令がかかっています。
ただ、そこにはいろんな課題が複雑に絡まっていて、業界として足踏み、もしかすると衰退さえしているように見えます。
・デジタル広告(≓マス広告とWeb広告の統合、あるいはWebのマス広告的活用)の設計についての知見不足
・Web動画に対するリターン期待値の不確実性
・マス系人材(主にクリエイター)とWeb系人材(主に運用者)の分断
といった数々のハードルを乗り越えながら次の広告コミュニケーションをどう最適化すべきか。
クリエイティブという立場から、自分が成果を上げてきた実例を交えて解説しました。
自分はもともと(というか今も)マス系の広告クリエイターとしてテレビCMばかり作って来たのですが、早い段階からデジタルの仕組みに興味があって、手探りでデジタルシフトをやって来ました。
ようやく昨年頃からデジタルで商品を売るためのやり方について、確信めいたものを得られるようになりました。

前著「ここらで広告コピーの本当の話をします。」はいろんな方々に語り尽くされてきたコピーライティングやブランディングといったものを自分流の視点で定義し直すことで、業界内で大きなヒットとなりました。
今回はおそらくまだ誰も体系立てて語ったことのないデジタルクリエイティブのあり方について初めて語る試みです。
その理解の第一歩として、「Web動画」という成果の不確実なものを「WebCM」という確実性の高いものに進化させるためにはどうすればよいか、というところから説明を始めます。

おかげさまで、予約開始と同時にAmazonのマーケティング・セールスカテゴリーで第1位となっています。
「アドバタイムズ」でこの本に絡めたコラムも始めましたがそちらも大きな反響が寄せられているようです。
第1回「マス系とWeb系はさっさとベッド入りなさい。恥ずかしがってないで。」 https://www.advertimes.com/20170626/article253071/

もし手に取っていただければ(社内の回し読みでもいいです!)、そしてもしご感想などいただければ、望外の喜びです。

何卒よろしくお願いいたします。