肺気胸になりまして

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2月は、どうも、よくないことが起きるのです。
一昨年の2月も末になって右脚を骨折しました。
今年は無事に過ぎてくれよ…と念じていたら、やはりと言いますか、末になって肺気胸が見つかりまして。

なんだか咳がひどく、花粉症か何かだろうと思って抗アレルギーの薬をもらって飲んでも治らない。
おかしいなということでレントゲン撮ったら
「コレ肺気胸になってますよ」。

肺気胸というのは何らかの弾みで肺に僅かな穴が開き、そこから漏れた空気が肺と胸膜の間に溜まっている状態のこと。
それで本来の肺が縮んでしまうんです。
僕の場合は右肺が3分の2ぐらいになっていて、症状としては、
時々ひどく咳こむ
寝るとゼーゼー言う
100mぐらい歩くとちょっと息苦しくなる
カラオケがうまく歌えない
といったところです。
治療は難しいものではなく、胸膜にチューブを刺して溜まった空気を抜き、そのまま数日入院すれば穴が塞がると。

ところがその数日が取れないんですねえ。

打合せならまだリスケできても、3月は撮影日が8日あって編集日はもっとあって、それらがゴチャゴチャに入り組んじゃってる。
どーにもお手上げ。
撮影や編集を誰かに任せるか?
そういうわけにはいきません。
つか、某エージェンシーの人たちが22時に帰ってから僕だけスタジオに残ってのど飴なめながらコピー書いたりしてるんですよ!

肺気胸が見つかった次の日、
「取りあえず一回抜いてみよう」
ということで、空気抜いて、その日はそのまま編集室に直行しました。
残念ながら、数日でまた元の大きさに縮みました…(胸に開けた穴の痕、結構痛い)。

ただこのままいつまでも放っておくと、肺が縮んだまま元に戻りにくくなるそうです。
なのでこうすることになりました。
24日(金)にまたチューブ入れて空気抜きます。
土日だけ様子を見た後、チューブ挿しっぱなしで、機械をくっつけたまま帰宅。
その状態で一週間仕事します。
31日(金)に検査して、治っていることが確認できたら2泊ぐらいで退院。
もし治ってなかったら最長1週間入院。
てなスケジュールです。

関係各所の方々にあまり気遣いされるのもイヤなので黙ってたのですが、そろそろオープンにしないといろいろご迷惑かけるかなと。
呼吸困難で緊急搬送、といった可能性もゼロではないそうですし。
チューブをつけている間は風呂は禁止なので、その期間はたぶん臭い的にもご迷惑かもですがご寛恕ください。
4月頭の入院が終われば通常運転に戻ります。

よろしくお願いします。